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スパイダーマンのウェブシューターとは?糸はどこから出る?仕組みと映画・原作の違い

スパイダーマンの魅力は、壁をよじ登れるとか超人的な身体能力とかいろいろありますが、中でも一番魅力なのは、クモの糸を使った技やターザンのように飛び回るスイングシーンですよね!

では、あの糸はどこから出ているのか?先に答えると、映画によって違い、サム・ライミ監督版(2002年〜)は手首から体で作った糸を出し、アメイジング版とMCU版(トム・ホランド)は手首につけた機械「ウェブシューター」から糸を出しています。

……ですが、話はそれだけでは終わりません。

原作のコミックでも、ある時期だけ体から糸が出ていたことがありますし、2026年公開の最新作では、トム・ホランド版の糸に大きな変化が起きています。さらに現実の世界でも、手元から「糸」を飛ばして物を持ち上げる研究が発表されているんです。

そこで、今回はスパイダーマンのウェブシューターを徹底解説!

・映画3シリーズと原作での糸の違いと、見分け方
・ウェブシューターの仕組み(スイッチはどこにある?)
・そもそも、なぜ原作のスパイダーマンは機械を使うのか
・最新作『ブランド・ニュー・デイ』での変化
・実際に作ろうと思えば作れるのか?

について、詳しくご紹介していきます!
(これでパッと見ただけでどのスパイダーマンか見分けられるはず)

大人も子どもも楽しめるスパイダーマンのウェブシューターグッズについてもご紹介しますので、是非最後まで読んでみてくださいね!!

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スパイダーマンの糸はどこから出る?原作と映画で設定が違う

まず、最初にお伝えしたいことは、スパイダーマンのウェブシューターやクモの糸に関しては、

  • サム・ライミ版スパイダーマン(トビー・マグワイア主演・2002年〜)
  • アメイジング・スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド主演・2012年〜)
  • MCU版スパイダーマン(トム・ホランド主演・2016年〜)
  • 原作のスパイダーマン

それぞれ、設定が違う!ということです。

このことが、少なからず混乱を生んでいるのかなと。

ということで、これからそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。

ライミ版スパイダーマンのウェブシューターの特徴

サム・ライミ監督映画のスパイダーマンの最大の特徴は、スパイダーマンの糸が身体から出る設定になっているという事です。

これは、原作とは違う設定になっていて、もちろん理由もあります!

監督は原作の設定に対し「高校生がウェブシューターなんて高度な装置、そう簡単に作れるの?」と感じ、糸は身体から出すことにした、とよく言われています。

ちなみに、体から糸が出るというアイデア自体は、ライミ監督より前にスパイダーマンの映画化を進めていたジェームズ・キャメロン監督の構想から引き継がれたものでした。脚本家のデヴィッド・コープも、後に米バラエティ誌の取材で「自分のアイデアですらなかった」と振り返っています。

当時はこの変更に原作ファンが猛反発し、ライミ監督は「監督から降ろそうとする人までいた」と明かしているほどです。

映画の中で中指と薬指を曲げて、「手首からシュッと糸を出す」ライミ版スパイダーマン。

体の一部なので、『スパイダーマン2』(2004年)では、悩みを抱えたピーターが糸を出せなくなってしまう場面もあります。機械ではなく体から出る糸だからこその展開ですね。

実写版スパイダーマンの映画として最初に世に広く知られたのが、このサム・ライミ版のスパイダーマンだったのもあって、スパイダーマンのクモの糸は手から出るものだと、世間的には広く認知されたのかもしれません。

続いて、リブート作として誕生したアメイジングスパイダーマンでは、また違った設定で登場します。

アメイジングスパイダーマンのウェブシューターの特徴

リブート作で再始動したアメイジング版スパイダーマンでは、クモの糸はウェブシューターという装置から発射します。

ウェブシューターの方はピーターが自分で開発。

特殊なクモの糸は、オズコープ社が開発したバイオケーブルの技術を使っている。という設定でした。

  • 発射するためにスイッチ押してるの?
  • それともセンサーか何かなの?

という疑問も多いようなので、ウェブシューターの仕組みについても簡単に解説すると、

ウェブシューターにはスイッチがあります。

スイッチは、手のひらの真ん中で少し手首に近い場所にあって、そこを中指と人差し指で押してクモの糸を出せるような仕組みです。

アメイジングスパイダーマン2の映画のシーンでは、グローブの真ん中にスイッチがあるのが分かる場面もあるので、興味のある方は是非チェックしてみてください。(スイッチと発射装置本体は薄いコードでつながっているようです)

(『アメイジング・スパイダーマン2』の物語と結末は、あらすじとラストを解説した記事でまとめています)

ちなみに、手の真ん中にスイッチがあったら、握ったり掴んだり難しいじゃないか!という意見もあるかと思いますが、ウェブシューターのスイッチに当たらないように、壁をよじ登るときも手を壁にベッタリとつけずに指だけを使って張り付いているんだとか。

前作では、装置なしでクモの糸を出していたのに対して、アメイジング版で突如、ウェブシューターが登場したことで驚きの声もありましたが、スイッチ一つで飛び出すクモの糸はカッコいい!!という評判も多かったですね!

そして、続くシリーズ作、映画MCU版のスパイダーマンも、このウェブシューターの設定を受け継ぎます。

MCU版スパイダーマンのウェブシューターの特徴

結論から言うと、MCU版スパイダーマンのクモの糸も、ウェブシューターで出る設定です。アメイジングスパイダーマンと同じ設定ですね。

しかし、アメイジング版と比べると、実は、かなりパワーアップしています!

例えば、クモの糸。

前作ではオズコープ社の技術を使った設定でしたが、MCU版では、ピーターが自作。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)には、学校の化学の授業中にこっそり作っているシーンがあります。

さらに、ウェブシューターもピーターが自分で作ったウェブシューターに加えて、トニー・スターク(アイアンマン)に作ってもらったスーツ埋め込み式のウェブシューターまで登場します!

このトニーが作ったウェブシューターが非常に高性能で、

  • 糸の出し方を500通り以上も切り替えられたり
  • カートリッジを丸ごと発射させて巨大なクモの巣を作ったり
  • クモの糸に電流を流して敵を攻撃したり

性能UP!!

さらに、スーツに至っては、

  • サポート用の人工知能(カレン)がついていたり
  • 濡れても温まるヒーター機能がついていたり
  • さらには戦闘強化モードまで

存在しています。

さすが天才トニー・スターク製といった高性能っぷりですね!

これらの機能は、『スパイダーマン:ホームカミング』でたっぷり見ることができます。トニーとピーターの関係については、アイアンマンとスパイダーマンの師弟関係の記事もどうぞ。

ここまでの3シリーズでは、MCU版は一貫して機械の糸でした。ところが、最新作で変化が起きます。

最新作『ブランド・ニュー・デイ』では体から糸が出る?

※ここからは2026年7月31日公開の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の内容に少し触れます。まだ見ていない方はご注意ください。

トム・ホランド主演の4作目『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』では、ピーターの体に異変が起きる様子が予告編の段階から描かれていました。

そして、宣伝の映像には、ピーターが手首から直接糸を出す場面が。MCU版のピーターが、機械を使わずに糸を出すのは初めてです。

トム・ホランド本人も、中国での公開に向けた宣伝動画で「体から出る糸(オーガニック・ウェブシューター)という、すごくかっこいい能力が使えるようになる」と話していると、海外で報じられました。

ライミ版から24年、ファンの間で長く議論されてきた「体から出る糸」が、トム・ホランド版にもやってきたというわけですね。

では、原作での設定はどうだったのか?これから紹介していきます。

原作のウェブシューターの歴史

実は原作では、ウェブシューターの設定が、ころころ変わっています。

初めてスパイダーマンが登場した時(1962年の『アメイジング・ファンタジー』15号)、高校生だったピーター・パーカーが糸と、糸を発射するウェブシューターを自分で開発していました。

しかし、2002年に公開された最初の実写版映画スパイダーマンで、サム・ライミ監督が身体から糸が出る設定にしたことに影響を受けてか、2005年の『ジ・アザー』というお話で、新しい力の一つとして突如、体内から糸が出る設定に変更。

ただ、この変更はファンの評判がよくなかったこともあり、2007年から2008年にかけての『ワン・モア・デイ』というお話で世界が書き換えられた後は、ウェブシューターで糸を出すという設定に再び戻ることに・・・。

(それぞれの作品でクリエイターの違うアメコミならではですね!)

なんだか、はっきりしなくてモヤモヤするような感じもしますが、結論を言うと、どれも原作の設定にはある!ということですね笑

簡単に見分けられるように、もう一度整理しておくと

  • サムライミ版の特徴
    →体から出る
  • アメイジング版の特徴
    →ウェブシューターを使う&自作
    →クモの糸はオズコープ社の技術を使っている
  • MCU版の特徴
    →ウェブシューターを使う&自作
    →クモの糸も自作
    →トニー作のスーツは埋め込み式でより高性能
    →最新作『ブランド・ニュー・デイ』では体から出る糸も
  • 原作の特徴
    →基本はピーターが自作したウェブシューター。2005年からの数年間だけ体から出ていた

ということでした。

なぜスパイダーマンは機械(ウェブシューター)を使うのか

「クモにかまれたのに、なぜ糸は機械なの?」という疑問もよく見かけます。

答えはシンプルで、原作ではクモにかまれて得た力の中に、糸を出す力が入っていないからです。

ピーターがかまれて手に入れたのは、超人的な力や身軽さ、壁に張り付く力、危険を察知する感覚(スパイダーセンス)など。糸は、理科が得意な高校生だったピーター自身が、自分の部屋で作った発明品なんです。

つまり、ウェブシューターはピーターの「頭のよさ」の象徴。だからこそ、自分で作ったか(アメイジング版・MCU版)、体から出るか(ライミ版)は、ファンの間で大きな話題になってきたんですね。

このウェブシューター、知れば知るほど好きになり、とうとう自分で作りたくなってしまった!!という方も多いのではないでしょうか?

そこで、一体どうやったら作る事ができるのか?についてご紹介します。

もし、自作でウェブシューターを作るとすれば・・・

結論から言うと・・・残念ながら今の科学でも、映画のような完全再現はできません。

人がぶら下がってビルの間をスイングできるほど強くて、しかも手首の小さな装置から飛ばせる糸は、まだ存在していないのだとか。

ただ、2024年10月には、アメリカのタフツ大学の研究チームが、スパイダーマンに着想を得て、液体を飛ばすと空中で固まって「糸」になり、物にくっついて持ち上げられる技術を発表しました。

カイコのまゆから取ったたんぱく質を使った液体で、糸の重さの80倍以上の物を持ち上げられたそうです。ただし、本物のクモの糸のほうがおよそ1,000倍も強く、人がぶら下がるにはまだまだ遠い、というのが正直なところ。

それでも、研究者が「スーパーヒーローに着想を得た素材」と話すほど、スパイダーマンの糸は科学者の心もつかんでいるんですね。

映画のような本物は無理でも、気分だけでも味わいたい!という場合は、こんなものはどうでしょう?

手軽につけてパーティーを盛り上げるならコレ!

子どもも楽しめるウェブシューターグッズです!

このウェブシューター、クモの糸も出るし、水タンクを装着したら水鉄砲にもなったりします。

パーティーで一瞬場を盛り上げるのであれば、これでも十分でしょう!

ただ、自分はもっとリアリティ高く、スパイダーマンになりきりたい!という場合は、こちらの動画も参考になります。

【5選】リアルな糸が出る"スパイダーマン"のグッズが凄い!!

ユーチューバーが実際に買って5個のウェブシューターを紹介していますが、個人的に一番のお気に入りは、スプレーから泡のようなものが飛び出すウェブシューターですね!

汚して怒られる可能性は無きにしもあらずですが・・・

少々、話が脱線してしまいましたが、スパイダーマンのクモの糸やウェブシューターの設定について、もう一度おさらいしておきます!

まとめ

今回は、スパイダーマンのウェブシューターについて解説してきました。

これを読んで、少しでも疑問に思っていたことが解消されたなら、すごく嬉しいです!

では、以下まとめです!

  • スパイダーマンのクモの糸は、身体から出すタイプとウェブシューターから出すタイプがある
  • クモの糸を身体から出すのは、サムライミ版のスパイダーマン(このアイデアはジェームズ・キャメロン監督の構想から)
  • クモの糸をウェブシューターから出すのは、映画アメイジング版とMCU版(ただし、糸についてはアメイジングはオズコープ社の技術、MCUでは自作でした)
  • MCU版も、最新作『ブランド・ニュー・デイ』では体から糸が出るように
  • 原作では、糸はピーターが自分で作った発明品。2005年からの数年間だけ体から出ていた

ということで、どれが本当に正しいなどはありませんでした

  • 作り方に関しては、映画のようなウェブシューターは今の科学でも作れない。ただ、スパイダーマンに着想を得た「糸を飛ばす」研究は進んでいる

なりきって遊ぶなら、ウェブシューターのおもちゃやパーティーグッズで楽しんでみよう!ということでした。

ウェブシューターや糸の設定を知って、映画を見直すと、理解も深まると思いますので、是非、映画も楽しんでみてくださいね!

ライミ版・アメイジング版・MCU版のスパイダーマン映画をどこで見られるかは、アメコミ映画の配信サービスを比べたページにまとめています。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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